メタバース工学部の一例

東京大学工学部に新設された「メタバース工学部」とは!教育における仮想空間の可能性

投稿者:

東京大学工学部にメタバースを活用したバーチャル講義を行う「メタバース工学部」が新設されました。どこにいるか、何歳かなど関係なく垣根がなく誰でもアバター(空間上の自分の分身)を使い参加できる仮想空間を利用して

講義を行うことで受講者の促進を図り不足するデジタル人材の育成や、工学や情報学を志す中高生支援に繋げたい考えです。

[blogcard url=”https://micchimo.com/216″]

メタバース行う大学講義の革新性

誰でもがPCとインターネットがつながる環境にあれば、誰でもが1か所に集うことが可能なメタバースを利用することにより、住んでいる地域など気にせず誰でもが講義を受けることが可能になるという画期的な教育形態です。

将来的にこのような時代が来ることをメタバースをご存知の方なら、誰もが予想していたはずですが、こんなに早く実現されるとは思ってはいなかったため、正直驚いています。

メタバースはもう単に夢の世界ではなくなっていることを痛感させられます。

今あるオンライン授業とは明らかに違います。

メタバース工学部とは

メタバース工学部の一例
画像:読売新聞

9月に開設されるメタバース工学部9/23日に行われる開講式ももちろん仮想空間上。
招かれた来賓や教師らもアバターを使用して参列することになる。

これから大学などの進路を検討する中高生向けには、デジタル技術や起業家精神を学ぶ講義を無料で公開されます。

受講者獲得を狙いメタバースを使った研究室見学ツアーや交流会も実施されるほか、

デジタル工学分野で少ない女性の活躍を促進を促すため特に、女子中高生向けの講義や、実際に工学部で学んだあとの女生徒の就職先やキャリアアップの情報を積極的に配信していくことも検討されています。

また社会人にも、協賛する企業の社員向けにはAI(人工知能)や、5Gの専門家による講義も予定されています。

今回メタバース工学部の学部長に就任した東京大学の染谷隆夫教授によると…

「様々な社会課題をデジタル技術で解決できる人材を、桁違いな数に増やしたい」
出典:

と語っている通り、今後10万人以上の受講者を目指しています。